新館設立
三井本館は、かつてはその名の通り、三井財閥の本拠であり、三井合名会社本社、三井銀行本店、三井物産本社、三井鉱山本店などがありました。三井不動産も元々は旧三井本館の管理室からスタートしているのです。1902年に、当時江戸・京・大阪の三都を結ぶネットワークで業容を拡大し、隣に両替店を開いて日本一の豪商となった三井家によって本格的な洋風建築、わが国初の鉄骨構造の大建築である「旧三井本館」(地上4階)が建てられました。1923年の関東大震災で内部は全焼しましたが、倒壊は免れましたので、補修して使えばよいとの声が大勢だった中で、3番目の大番頭、団琢磨の断行により、取り壊し新館を建てることとなりました。これが日本橋にある現在の「三井本館」です。
