都市再開発事業
三井本館や三越、日本橋三井タワーのある日本橋付近一帯は、関東大震災以前は、河岸に倉庫が並ぶ運河が四通八達して江戸の名残を残す一方、近代日本をたくましく拓くビジネスセンターでした。現在、日本橋地区では、新旧一体の超高層ビルである日本橋三井タワーの建設に見られるように、そのころの伝統と風格を守りつつ、新旧の調和を目指した都市再開発事業が進められていますが、街の景観をつくるうえでの最大の障害が首都高速道路だそうです。日本橋の橋梁をおおう鉄とコンクリートの塊は美観とはほど遠いという意見も多いようです。戦後復興の象徴である「首都高速道路」が、日本橋ルネサンスの妨げとして、地元から厄介者扱いされているのはなんとも皮肉なことです。
